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分子栄養は「フルーツは包丁で、紙はハサミで切りましょう」ってこと。


疲れたー。
肌荒れー。
便秘―。
血液検査引っかかった。
妊娠うまくいかない。


それ、毎日の食事を少し変えるだけで、結構なんとかなります。本当に。

 

私が専門にしている分子整合栄養医学(オーソモレキュラー療法、栄養療法)は、栄養を使った「治療法」です。

 

「病気レベルのものの治療」にまで使える方法なのですから、上記のような、病気未満のものも、もちろん範疇です。

 

しかも栄養療法では、薬や注射「以上に」、普段のお食事やサプリが、結果に影響を与えます。

(私はドクターから学び、栄養療法クリニックでもカウンセリングをしていますが、本気のドクターほど普段の食事に重点を置いていらっしゃると感じています。)

 

だから特に、病気レベルではないくらいの方は、普段の食事やサプリでけっこう変化するものなのです。

 

そしてこのことは、最新のデータとロジックによって、明確に示されています。

(もちろん、私や周りの実体験も沢山ありますが、それはデータとしての信頼性が低いので、根拠としてカウントしません。)

 

“頑張る方向間違い“は、もったいないの極み

食事療法の世界には、曖昧だったり、誤解されている情報がとても多いですよね。

 

例えば、宗教的な食習慣を、健康法と「勘違い」して、逆に体調を壊すなんてことは、あるあるです。トンデモな食事法やサプリを実践してました、具合悪いです、もよく聞きます。

 

こういう失敗って、本当に勿体ない。

 

せっかくお金と時間と手間をかける、気合と行動力があるのに、向ける方向を間違えたせいで、得たい結果どころか、真逆の結果になってしまうのですから。

 

まさに昔の私はこれでした。

 

食事法の選択は、最後

「食事を見直して元気になりたい人」の多くがやってしまう失敗の一つは、「最初に」手段である食事法を選択してしまうことです。

 

ファスティング、糖質カット、スーパーフード、ローフード、○○サプリ、一日一回食、マクロビ、などなど………

 

本やネットや口コミを見て良さそうと思ったから、とりあえずそれをやってみる。資格をとってみる。

これが、「最初に」手段である食事法を選択する、ということで、私はあまりお勧めできません。

 

食事法の選択は、むしろ「最後に」するものだからです。

 

目的と手段をはっきりさせる

食事法自体は、どれも長所と短所を持ち、絶対的に正しいものも間違っているものもありません。

 

例えば、一日一食だけしか食べない食事法。

長所は、オートファジーを促進、成長ホルモンなどの分泌促進、食事による血糖値の変動がなく恒常性を保ちやすい、消化器官が休まる、場合によってはケトン体が出て脳機能を高めるかもしれない。

短所は、筋肉が少ない・肝の糖新生機能が弱い・副腎疲労の人などは、空腹で具合が悪くなるし、一日一食では栄養が十分足りない人は、栄養失調になっていくことなど。

 

このように、どんな食事法にも、長所と短所があります。

 

だから、一日一食にしてみた時、メリットを享受できる人と、得るものより失うものの方が大きくなってしまう人の、両方が存在するのです。

例え、一日一食がどんなに優れた点の多い食事法だったとしても、今あなたが血糖維持できない状態なら、今のあなたにとって一日一食法は、良い選択ではありません。

血糖調節が出来るようになってきたら、一日一食にしてみても良いのではないでしょうか。

 

一日一食は、あくまで手段です。つまり、目的達成のための「道具」です。

 

何が言いたいかというと、一つの食事法(道具)に最初から決め打ちするのではなく、沢山ある食事法(道具)の中から、自分の現状や目的に合うものを選びませんかということです。

 

切るからといって、さっさとハサミを選ぶのではなく、誰が何を切るかに合わせて、カッターを選んだりハサミを選んだりするのです。

ハサミとカッター、どちらが優れているかは、絶対的なものではなく、シチュエーションによって変わるでしょう?

食事もそれと同じです。「どんな人がどんな目的で」食べるか。それによって、選択する手段は、流動的に変わります。

 

専門家か/エセか 見分ける方法

沢山ある食事法の中から、他の方法ではなくそれを、私に勧める根拠は何ですか?

 

この質問は、栄養のプロとして信頼に足る人かどうかを見分けたい場合に、使えます。

 

(例)「ファスティングで腸内環境が良くなりますよ~」とファスティングをお勧めされたなら、「腸内環境を良くする方法って他にもあると思うのですが、それらの中からあえて私にファスティングをお勧めする理由を教えてください。」と聞きます。

 

これに対する理想的な答えは、あなたが改善したいことはこれ、その悩みの原因はこれ、これへの対処法は複数あるが、その中で影響力が大きく、かつあなたが実践できそうなのがファスティングだから。みたいなことです。(ここまで言うかは別にしても、きちんと説明できる。)

 

これに対する答えが、「ファスティングはとにかく良い!!」みたいな感じであれば、その人をプロとして信用してはいけません。肩書が何であっても。

 

ポイントは、あなたの「現在地」と「目標」を繋ぐための手段を選択できているか、です。

 

「あなた」を置いてきぼりにして、ただ手段(ファスティング)の良さだけを語る人は、あなたが切りたいものが段ボールでもフルーツでもお構いなしに、ハサミを勧めてくる人です。

 

こういう人は、悪気も信念もなく、ただ何も考えていない、ハサミの売り子さん。

もしくは、ファスティングが最適解じゃないことに気付いたとしても、お客さんには教えない、不誠実な人。

 

まあそれでいいやーっていう方なら良いかもしれませんが、本当に悩んでいる人は、こういう藁には絶対すがってはいけません。繰り返しますが、誤った方向に頑張って、逆に悪くなる人は、大勢いるのです。

 

もしあなたが、本当に変わりたいと思うなら、雰囲気や誰かの体験談(サンプル数1)ではなく、きちんとしたデータとロジックに基づいて、食事法やサプリや専門家を選んでくださいね。

 

 

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